Custom Cub road#8 JA10右クランクケースカバーを外してみる

 さて、気になるエンヂンについても、良し悪しの判断つけておかないと、カスタム終了しても「壊れた!」😱ってならないように、最低限の確認をしておきます。
 カブ系のHONDA横型エンジンの爆弾ってカムチェーン系とかオイル系なんですよね。カムチェーンのテンションを調整するカムチェーンテンショナー系が偏摩耗することにより、カムチェーンが暴れる。よって、金属片やら樹脂クズがオイル系に悪影響を及ぼし、潤滑できず焼き付きという悪循環ですね。
 スーパーカブ110(JA10)にはオイルフィルターが無く、代わりにストレーナー(網)があるんですけど、右クランクケースカバーを外さない限り目詰まり状況とかわからないのですね。って事で、左クランクケースカバーを外しカムチェーン関係まで手を出すか!の判断のため、このストレーナーの目詰まり状況を確認していきます。
 とりあえず、エンジンオイルを抜いていきます。オイル量は全量で1L、通常交換なら0.8L、どんなエンジンもオイルは血液、非常に重要なファクターですね。
 たった1Lなんで前回フォークオイルを捨てた廃油パック(2.5L用)にぶち込んでいきます。
 ちょっと失敗だったのは、すでに電装系を外してしまったのでエンジンがかからない事。3月のエンジンオイルは冷えた状態では粘度が高く抜けにくいし、汚れも固まりやすい😭
 とりあえずエンジンオイルが抜けたら、この右クランクケースカバーを外していきます。
 😁うぇいっ・・・あっという間にカバーが外れてます。んで、肝心なストレーナーは下の写真の赤丸の部分にあります。
 ストレーナーを抜いてみるとそこまで汚れてはいないものの、謎の繊維質的なクズが網目に絡みついてる。なんなのコレは?😥
 これは茶ぢぢぃの憶測なんだけど、カムチェーンテンショナー系部品は樹脂で構成されているパーツが何個かあります。これが削れたカスなのでは?とも思います。
 まあ、とにかく網目に絡みついてなかなか取れません。指でこすってパーツクリーナーで洗い流してなんとかキレイにしました。
 もう一つ、キックスタータークラッチに、遠心分離型のオイル洗浄?機能があります。3本のネジを外すことにより中身を確認することができます。
 すると、厚さ5mm程度の膜?が取れてきます。はじめはコレがなんだかわからなくて、ろ紙かなんかがボロボロになったモノかとも思いました。どうやらコレはオイルの汚れ成分が凝縮され、壁面にこびりついたものでした。下の写真赤丸のモノです。かなりの量で4万km清掃しないとこうなるのか?って事なんでしょうね。
 ここまでの、バラシ作業については動画でどうぞ、どうぞどうぞ😝


 清掃が終わったら、カバーに付着したガスケットを削り落として、カバー内部も清掃していきます。
 新しいガスケットを組んで、ここからは、エンジンに寝てもらわないと、ギヤシフトレバーなんかが、ポロポロ落ちるので、壁ドン横倒し😍にします。
 各リンクを元に戻してカバーをはめれば完成。
 結局、想像より内部は綺麗だった。また、当初のインプレでもエンジンからの異音が確認できていなかったので、左クランクケースカバーを外すまでもないかなぁ・・・😦悩むところですが、やはり繊維質のクズが気になるので、ここまで来たら左クランクケースカバーも外す予定です。
 右クランクケースカバーはこれで終わり、封印して終了です😊

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