シビアコンディションメンテナンスの仕上げナンス😅・・・・はさておき、今回はドライブチェーンとドライブスプロケット、ドリブンスプロケットの交換です。
聞く話では20,000km目安って話だけど、ドリブンスプロケットには目立った減りは無い。しいて言うなら、チェーンの錆が目立ち始め、多少バタつきが感じられる。チェーンがのびのび太か?「ドラえも~ん、チェーンがヤレてキタよう!」って茶番は置いといて、チェーンのバタつきはチェーンアジャスターで張りを調整すれば良い話ですが、インドYAMAHAゆえ、ドリブンスプロケットのサリー巻き込み防止のリングも邪魔くさいし😫チェーンの錆はみっともないって事で、3ついっぺんに交換することにしました。
ちなみに、スプロケットの丁番は同一でギア比の変更無しで、「茶ぢぢぃMTいきま~す。」
まずは、ドライブスプロケットを外さないと面倒な事になってしまうので、ギアを1速にいれ、チェーンにウエスを挟み込み、フロントブレーキをロックします。
リアタイヤは接地させたまま、ドライブスプロケットのナットを緩めていきます。ニュートラルに入ってると、空回り、人生も空回りしちゃうので注意です。
いきなり、リアタイヤまで無くなってます😰チェーンはスイングアームを通過しているので切断の必要があります。通常チェーンカッター(と言いつつカッターぢゃないピン抜き)を使いますが、安いチェーンカッターはピンが折れたり、面倒な事になるので、ボッシュのレシプロソーで文字通りカットします。(←めっちゃ早い)
ドリブンスプロケットはZamの超超ジュラルミン(↓左下ゴールドアルマイト)をチョイス。
ドライブスプロケットはSUPER SPROXのスチール(↓左下肉抜き仕様)をチョイス。
ドライブスプロケット周辺は、チェーングリスやら泥やら周辺にドロドロ状態なので、クリーニングしときます。古いチェーンと交換チェーンのコマをインシュロックで連結して、引っ張り抜くとあっという間にチェーンの入れ替えができます。
ドライブスプロケットは75Nmで締め付けます。
↓写真の六角ナットがカシメ道具(スクリュージョイント)で、閉め込んでねじ切ることでカシメが完了する。超簡単で工具不要はうれしい仕様です。
リアタイヤとブレーキ周りを組付け、チェーンの張りをアジャスターで調整、チェーンの振れどりを調整して完成。チェーンが伸びるだろうと、規定よりアソビ少なくしたら、けっこうゴリゴリ感がひどくて、規定量以内の35~45mmに再調整しました。初期でも規定量の下限値(35mm)で十分ですね。
リアアクスルシャフトナットを68Nmで締め付けたら交換完了!
成金ゴールドMT-25の完成です。
今回の作業では大した工具は必要ありませんでしたが、ドライブ系のナット類は規定トルク値以下も以上もNG。人間トルクレンチじゃなくて、トルクレンチがあると確実ですね。
今回で、20,000km越えシビアコンディションメンテナンスは終了。整備士じゃないので急がないでゆっくり確実にやるのが重要ですね。でも、整備は自己責任ですね。
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