Custom Cub road#6 JA10サイドカバーの改修(その1)

 牛歩戦術の110カブカスタムですが、まぁ今回はそんな理由の一つである部分について触れていきたいと思います。
 入手した110カブ(JA10)ですが・・・・いや、ホントくだらない事かもしれないですけど、カブらしくないスタイルなんですね。スクーターと言うか😔 しょうゆ顔と言うか、なんか「ペター」っとしていて、面白みに欠けるんです。他のシリーズと比べてね、これが元々「タイカブ」ゆえのスタイルなのか?

 一方、こちらは現在最新の110カブJA44 のサイドカバー😍そうそうコレがついてるんですよ、コ・レ・が!かといって、この部分は収納かと言うとそうでもなくて、片側はカブの内臓が詰まっていてハメ殺し、片方は書類ケースとなっています。本家?50カブを含め、他のカブにはついているこのサイドカバーがJA10型には無いんですよ😰たぶん「どーでもいいよ」って人がほとんどでしょうが。
 で、いてもたってもいられず、某オークションサイトでJA44の中古サイドカバーを左右セットでポチ殺!ノーマルは、コインロック式で̠̠̠マイナスねじを回すか、ノブ付きねじを回すことにより外れるカバーですが、どうせやるならとことんって事でシリンダーキーをインストールすることにしました。
 シリンダーキーはこんな構造。キーは共通キーで左右とも同じです。
 ノーマルのノブ穴をステップドリルで拡張して、シリンダーキーの胴が入る大きさに拡張します。
 するっていと、こんな感じでキーが付きます。まあ、別途ロックピンが引っかかる部分を構築する必要がありますが。
 パット見、うまくハマりそうな感じですが・・・横から見ると・・・
 😱当然モデルが違えば、とうぜんこんなにカウルも違う。隙間が3cm近く空いてしまい、丁番の固定は不可能。考えが浅はかだった。
 まぁ、とうぜんこんな事もあるだろうって事で、仕方ないのでJA10のサイドカウルを加工していきます。とりあえず、JA44のサイドカバーをプラダンで型取りして、必要な高さを立体化していきます。サイドカバーの型に向けて、プラダンで立体的に土手を作っていきます。
 うまく土手盛りができれば、サイドカバーはピッタリ収まるハズ😁うまくいけばね。
 このプラダンの土手に何かを流し込む算段ですわ😉と、少々楽観的に考えていますが、型によると最大で3cm~最小0mmと言う何とも平坦が取りにくい形状。
 とりあえず、悩んでいても仕方ないので、さっさと下地処理を始めていきます。3Mのスコッチブライト(#180)で目荒らしして、脱脂、ミッチャクロンを吹き付けておきます。この下地作業がめんどい😰しかしお化粧は下地が大事なのでガシガシ磨いていきます。
 で、第一の詰め物登場!ソフト99のライトパテ。鉄ボディ用ですが、問題なくくっつきます。ちなみにこのライトパテは深すぎる部分の詰め物的なパテで、パテ塗りの厚みさえなければ、必要のないモノです。
 これを、今回はテキトーな容器にパテと効果剤を分量入れてよ~く混ぜ合わせます。ちなみに取説では、パテがゴルフボール大なら、硬化剤はパチンコ玉相当らしいです。
 ブルーグレー色のパテに、黄橙色の硬化剤を混ぜまぜしていきます。しっかり混ぜると、お茶っ葉の出がらし色😣モスグリーンに変化します。まだらが無くなったら手早く伸ばします。硬化は20分程度で強度が出始めますが、10分もすれば固まり始めてしまうので、速攻攻撃をかけます。って言うか、厚塗りするなら一度に大量にパテ作りせずゴルフボール大を、何度も作り、半乾き状態になったら次のパテを盛っていきます。
 で、ベース層が完成したところ。
 しばらく乾燥させて、型枠を外していきます。
 翌朝(夜中に1層目の軽量パテを塗り終えたので)😴型枠を外して、サンディングと面の高さをそろえていきます。一層目の軽量パテは、とにかく硬い。きっちり面を出してると体力と時間と心が折れるので、ここはそこそこに仕上げていきます
磨き終えたら、脱脂とミッチャクロンの塗布を行って下地は完了
 今度は、仕上げ用のボディパテ塗り込んでいきます。こちらは爽やかなレモンイエロー色。先ほどのパテ同様によ~く混ぜて、盛っていきます。
 ボディパテはライトパテに比べ多少柔らかいので、伸びもよく作業は簡単・・・な訳がないっすわ😧
 で、とりあえずスポンジケーキ2個完成。
まだまだ、塗装前に研磨と成形がありますが、今回はここまで。(その2)で紹介して行きます。


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