小ネタ#1 割れたプラスチックの接着

 今回「小ネタ」として割れてしまったプラスチックの補修について、説明したいと思います。
 現在絶賛製作中😅のスーパーカブ110ですが、パテ盛り後に塗装しようと、脱脂後にミッチャクロンを塗装中にやっちまいました。下の写真赤丸部分をにぎりながら、裏表ミッチャクロン塗装していると・・・

 「まぁ、なんてことでしょう」😱と、天の声は聞こえてきませんが、ポッキリやっちまいました。
 ちょっと考えれば、当然な話なんですよ、古いモノですから樹脂も弱くなってきて、溶剤でやっちまったみたいです。
 いつもなら、「某オークションサイトでポチルか!」となるのですが、冷静に考えるとこのサイドカウル、パテの”厚盛り!”後なので中古や新品を入手しても、また1からパテ盛りとヤスリがけしなきゃならないんですね😭むりっす!

 そこで、
のび:「ド〇エも~ん、プラスチックが割れちゃったよぉ」
ド〇エもん:テッテケテテテーテテー♪「プラリペア~」
 茶番は置いといて、「プラリペア」を試してみました。楽天でお試しセットなるモノが1000円ちょっとで売っているので、これで収まれば万々歳!
 キットには、謎の白い粉(黒い粉バージョンもありますが)謎の臭い液体入りボトルと注射針の3点。白い粉に注射針?かなりヤバい代物。

 さておき、早速作業に移ります。まずは、割れた部分をカッターで斜めカットしていきます。左右斜めカットして、合わせると・・・なんとV溝ができるんですねぇ。
 マスキングテープで仮固定します。下記画像のように、割れた部分を斜めカットすることでV溝ができ、ここにプラリペアを流し込んでいくという作業です。
 ついに、謎の白い粉(円柱容器)の蓋を開け、謎の液体ボトルに針を差し込みます。謎の液体は強力な溶剤なので、吸い込むと「ラリホ~」の呪文にかかってしまいます。作業は十分に換気するか、屋外で行うことをオススメします。
 ボトルから、白い粉に液体を数滴垂らすと、餅のような物体が出来上がります。これを針先ですくい上げながら?先ほど作ったV溝に移します。溝に乗せたら、この餅に液体をさらに数滴垂らしなじませます。あっという間に溝に密着していきます。
 この作業を数回繰り返し、割れた部分の全周をプラリペアで盛っていきます。焦らずに数回に分けて行った方がうまくいきます。
 30分もすると固定が完了します。念のため24時間放置プレイすると、「カッチカチやで」と言うことになります。割れた部分を持っても問題ありません。逆に他の部分が割れそうです。もう無茶はせず、そうっとしておきましょう。
 てな事でプラリペア、かなり使えます。お試しセットで半分も使用していません。使用後は溶剤の豊潤な香りが充満しますので、注意しましょう。しっかり保管しないと揮発しそうです。
 というわけで、割れたプラスチック補修の小ネタでした。

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