Custom Cub road#10 JA10カブ特有のシートを交換してみる(Cafeレーサー風シート)

 今回は、カブのシートを再考してカフェレーサー風スタイルにしてみようと思います。 カブのシートと言ったら、そうこのスタイル。

 良くも悪くもコレなのですねぇ。燃料タンクをお尻の下に控えたスクータースタイルなんですね。スクーターならメットインなのですが、カブは給油のためシートが可倒式になっています。ビジネスアイテムとしては柔らかいクッションと座面が広く座りやすい?のですが、茶ぢぢいとしては気に入らないデザインなので、あっさり取っ払います。
 で、入手したのがAmazonで3000円台のカフェレーサー風シート。スリムなシングルシートスタイルに、テールはアップしています。

 コブラシート風にステッチが入って一見、良さげに見えますが・・・
 裏返してみると、ちよっと頼りない樹脂にハニカム状のリブを入れ、ビニールシートを張り上げた値段相応のモノ😩まあ、世の中そんなものだねぇ。
 付属してきたのは、1mmあるかどうかのステー、写真はリア側で、位置関係からリアサスに固定する感じか?
 フロントはタンク固定のボルトの隙間に差し込む形状か?いずれにしてもカブには全く使えない取り付け方法。
 1.給油のためにシートは可倒式にしなければならない(リアサス友締めはNG)
 2.燃料タンクはシート下なので固定方法が全く違う(タンク固定のボルトは無い)
 さらに、ちよいと強度に不安が残るシートを補強しながら固定方法も再考していきます。
とりあえず、ホムセンでステンレスの各種ステーや、当てゴムなどを購入。
 まず、フロント部にあたる可倒式のステー。当然と言うか、もともとの110カブの金具を流用するのが最短コース。あてがって、位置関係を確認すると、意外とイケそう😁
 で、ステンレスの2mm厚の平形ステーを間にかましてみる。シートのスタッドナットの強度に不安があるが、ホムセンのステーを間に入れても問題ない感じ。

 リア側は完全に強度に不安があるので、ステンレス製の3mmL形アングルをボルト間にブリッジさせてやる。これで、強度アップは間違いない。
 で、これを110カブに組み込んでいきます。フロントはステーがそのままなので、元通り組み上げるだけ。そういえば、最初のインプレッション時にグラグラだったシートヒンジはゴムブッシュのヘタレがあったので交換します。
 通常カブシートの後部は、吸盤式のブッシュで張り付き固定されているのだが、経年劣化で吸盤の威力は低下、乗車時にシートもグラグラ😴
 そもそも、カフェレーサー風シートに吸盤なんてものは付きそうも無いので、マグネットを使用します。
 シート補強に使ったステンレス製のLアングルステーをもう一つ連結し、これにマグネットを固定します。
 すると、給油時にはシートを跳ね上げ😊
 倒せば磁石で固定、さらにシリコンゴムのブッシュを装着し、ケツ圧(体重)で動きが固定される仕組み。
 なかなか良い感じで設置が完了。フレームとの隙間は、後のフェンダーやテールランプ、ナンバーステーなどの付属品を並べながらどうするか考えていきます。
 とりあえず、面白い感じにうまくいった。
 次回はタイヤを換装、太リムと太タイヤに交換していこうと思います😍

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