さて、タイヤについては前回述べましただ、今回ホイールも交換していきます。チョイスしたのはRCBのアルミブラックリム😍 激シブ!
スーパーカブ110の純正と比べると一目瞭然。左が純正フロント1.40インチリム、右がRCB製フロント・リア共通2.15インチリム。明らかに太い。ごんぶとである😃これだけ太いと重量が・・・と思うが、実際RCBはアルミリムなので軽い。
ちなみに、純正のリム幅でも90mmタイヤを入れられないことも無いのだが、チューブへの負担も大きくなるし、なにより太リムの方が、見た目が良いからコレにしました。
ちなみに、純正のリム幅でも90mmタイヤを入れられないことも無いのだが、チューブへの負担も大きくなるし、なにより太リムの方が、見た目が良いからコレにしました。
早速、純正タイヤからニップルレンチを使って、純正ハブとスポークをリムから分離します。
作業しながら写真って撮れないモノねぇ😂あっという間にスポークの移植完成。
で、ホイールの振れ取りをしていきます。振れ取りとは、ホイールセンターに対してハブ・リムがズレて歪んでしまう状態からセンターに近づける作業になります。キャストホイールでは必要のない作業でスポークホイールならではの作業です。
ホイールバランサー・振れ取りスタンドを使って、振れ取りを行います。振れ取りはホイールに対して上下と左右にズレます。これをスポークの引っ張り具合で調整して折半していくわけです。
サービスマニュアルでは、スーパーカブ110(JA10)では振れ取りの許容範囲は上下左右ともに、2mmと以内となっています。マイクロメーターを使用して細かく計測することもできますが、実際は多少のブレもタイヤが吸収しますので、それほどシビアにならなくても問題ありませね。
振れ取りがしゅうりょうしたら、錆や腐食は出ていなかったものの、ブラックリムにして、ちょっとさびしいスポークにスポークカバーを入れていきます。ストロー状のスポークカバーは、半割れなので、スポークを組んだ後でも取り付けが可能です。
で、スポークカバーを設置したところ。ブラックリムにブラックスポークがかっこいいい。
続いて、タイヤを組み込みます。写真にはありませんが、事前にタイヤビードとホイールリムにはたっぷりのビードクロームを塗っておきます。
タイヤレバーなどを使用しなくても、カブのタイヤなら、手足で押し込むことが可能です。あっという間に半分装着。
ここで、チューブをセットしていきます。
よく、チューブタイヤを組む際にチューブを破損させたと聞きますが、基本、チューブにビードクリームを塗るのと、チューブをタイヤ内に納めたら、6分くらい空気を入れ込む、さらにタイヤレバーは使わない。これでチューブを破損することはありません。チューブタイヤのビードはそこそこ柔らかいので、手押しでも簡単に組むことができます。
タイヤがセットできたら、ビード上げ。自転車空気入れで簡単にビード上げが可能です。ただし、空気がゆっくりと入るので、ビード上がりの「パンッ」って音が聞こえません。
せっかくホイールをバラしたので、ベアリングの状態も確認します。出すとカバーを外すと、グリースは充填状態だったものの、かなり硬化しており回転は渋い状態でした。
とりあえずパーツクリーナーで洗浄し、ベアリングの回転を確かめたのですが、ゴリゴリ感やガタも感じられなかったので、ベアリングは再利用で十分そうです。
きれいに洗浄した後、ベルハンマーの#2番グリースを入れて回転具合を確認します。バッチリ回りが良くなりました。
で、純正スポークとハブをRCBのリムに組み込み、タイヤ装着も完了。ハブを黒く塗装も考えましたが、焼き入れしないとチェーンクリーナーなどで剝がれそうなので、ハブは元のシルバーのままです。
でも、足元が黒くなり、かなり渋い感じになりました。
↓仕入れ時のスーパーカブ110(JA10)フロントタイヤ
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