Custom Cub road#21 カフェレーサー風シートの修正

 さて、前回完成宣言?を発した茶ぢぢぃでしたが、量産ではないカスタムですから不具合はつきもの。300kmほど走行して、そんな部分も見えてきたので、少しづつ修正を加えていきます。
 まずは、「カフェレーサー風シート」見た目はバツグンにかっこいい。しかし、カブゆえにシートは完全に固定ができない。(シート下に燃料タンクがあるから)
 さらに、見た目と違って、このカフェレーサー風シートの剛性が低い。アンコが無いわりに「ぐにゅっ」と変形する。キリがないけど直せるところは直していきます。 

 まず、シート後部の固定方法。先に記載しましたが、燃料タンクをシート下に抱えているため、カブシートの主な固定部はあヒート前部のヒンジだけ。ノーマルでは後部は吸盤式のゴムでタンクに吸着して固定している。
 茶ぢぢぃのカブにはカフェレーサー風シートをチョイスしたので、吸盤ゴムも取り付けできない。よって、磁石によってタンクに固定していました。
 シート後部からのぞき込むとこんな感じ。シートに補強とステーの意味も含めたLアングル材にマグネットを固定し、磁力で固定していました。
 しかし、通常のマグネットの磁力では、シートの横方向の動きに対し耐力がありません。
また、振動がダイレクトにシートに伝わるので、アンコが抜けたカフェレーサー風シートでは腰にくる。

 そこで、インシュレーター(防振ゴム)を導入し縦方向の入力をこれで押さえます。
 さらに、インシュレーターに位置固定用のピンを差し込み、これで横方向の動きを制限させます。

 インシュレーターにM6のテーパーネジを、ねじロック材を塗布して固定します。
 すると、こんな感じになります。インシュレーターに角が生えています。この角をタンク上のステーに差し込みます。
 で、今まではステーや磁石の関係上、シートとフレームに5cmほどの隙間が開いてしまっていまた。
 加工後はベタベタにシートを下げることができ、見た目も良くなりました。
 そんなこんなで、加工の様子はYouTubeでどうぞ。

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